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参考図書 | |
歌麿 抵抗の美人画 NHKのボストン美術館にある歌麿の特集番組の担当デレクターが書いた本。膨大な資料から歌麿の人生の盛衰を描いている。著者の歌麿に対しての思い入れが強く、著者の歌麿の作品ごとの解釈、良し悪しもはっきり書いていて面白い |
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歌麿 謎の美人画と春画 歌麿といえば、春画の評価も高い。この本は美人画と春画の業績を中心に歌麿の人生をまとめた本。リチャードレインという人が春画の良し悪しについても評価していて、割と初期の作品を高く評価している。また、当初は芸術性が高くても不人気だった歌まくらが、歌麿の評判が上がる中で再度刷られるようになった経緯や、多くの絵師が歌麿のまねをしていたこと、それに対してオリジナリティに自負を持っていた歌麿は苦々しく思っていた等が面白かった。。良い本だが、現在は新品は売り切れのようだ。中古で買うか、図書館で読んでいただきたい。 |
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喜多川歌麿 歌麿の生涯を振り返る32の作品について、見開きの2ページでカラーの1ページに絵、1ページに簡単な解説を載せているので大変鑑賞しやすい。サイズは新書版をひとまわり大きくしたサイズ。美人画だけでなく、肉筆画や、春画「乳吸い」「後家と男」の二作品までもちゃんと掲載している。 |